便秘薬の乱用

2012-12-10



便秘を解消しようと便秘薬に頼ると、長期間服用してしまう人が多いようです。
最初効いた薬が、だんだん便意を催さなくなり
どんどん薬の量が増えるという悪循環に陥ります。

便秘薬を多量に摂ると、腸管がけいれんを起こし、逆に便秘をひどくします。
さらに進むと、今度は下痢を起こすようになり
下痢と便秘を交互に繰り返したりします。

このような下痢は便秘が解消されたのではなく
下剤性結腸症候群と呼ばれています。
多量の便秘薬の服用によって、結腸や直腸が常に刺激されて炎症を起こすのです。
そして腸内に何もなくても、便意が起こるようになり、下痢が続くことになるのです。

また病気治療の薬の中には、消化管の蠕動運動を抑制する作用のあるものがあります。
たとえば、抗うつ剤や降圧剤、抗パーキンソン剤、モルヒネなどです。
胃腸薬の中の制酸剤にも、便秘を引き起こす成分が含まれていますので
多量摂取や長期服用には注意が必要です。


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