遺伝子異常

2012-12-11



褐色脂肪細胞が活発に働いてくれると、肥満は存在しなくなります。しかし、現実はそうではありません。つまり、褐色脂肪細胞がうまく働かない人が存在するのです。その原因の一つに、肥満遺伝子があります。肥満遺伝子には、β3アドレナリン受容体遺伝子とUCP1遺伝子など、50種類ほどあります。

褐色脂肪細胞には、脳の指令で分泌されるアドレナリンをキャッチするβ3アドレナリン受容体というものがあります。この受容体に支障があると、褐色脂肪細胞は脳の指令を受けることができず、脂肪が燃焼されなくなります。

もう一つのUCP1も褐色脂肪細胞にあるたんぱく質で、白色脂肪細胞の燃焼に重要な役目をしています。このUCP1に支障が出ると、やはり脂肪が燃焼しにくくなって太りやすくなります。

また、満腹中枢を刺激するレプチン遺伝子やレプチン受容体遺伝子に異常があったり、レプチン生成に必要な亜鉛不足でも、食欲が抑えられず肥満になる可能性があります。


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