システインとメチオニン

2012-12-11



髪の毛は、主にケラチンというたんぱく質でできています。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されており、中でも最も多いアミノ酸はシステインで、全体の16パーセントを占めます。システインは皮膚や爪にも含まれますが、皮膚では3パーセントほどですから、毛髪にとってシステインがいかに重要な成分かということが分かります。

髪の毛を燃やすとイオウの臭いがしますが、これはシステインが分解してイオウ酸化物が生じるからです。システインは髪の毛の骨格となって、強さと弾力を作ります。またコラーゲンの生成を促進して、髪の毛を太く丈夫にします。

システインは目の網膜にも存在し、目が疲れるとシステインが多量に消費されます。そのため、髪の毛に使われるシステインが不足し、薄毛になりやすくなります。システインの豊富な食品は、魚介類や卵、ブロッコリーやタマネギなどの野菜、全粒粉や小麦胚芽などです。

システインは体内でも合成することができますが、それにはメチオニンという必須アミノ酸が必要です。必須アミノ酸は体内で作れないので、外から摂取する必要があります。メチオニンは、魚介類や乳製品、ナッツ、野菜、海草などに含まれます。


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