セラミド

2012-12-11



乾燥肌は水分が蒸発しやすい状態になっています。
乾燥肌の人の皮膚表面は、どのようになっているのでしょうか。
肌の角質層では、角質細胞がレンガのように層になって積み重なり
そのレンガどうしをくっつけるセメントとして、細胞間脂質というものが間を埋めています。
細胞間脂質は、脂質の層と水の層とが交互に積み重なり
脂質が水分を閉じ込める構造になっています。

脂質層の半分以上を占める成分が、セラミドです。
つまり細胞間脂質の主成分セラミドが、皮膚の水分保持の要となっているわけです。
また、角質層の外側には皮脂膜があり、さらに水分を逃さない構造になっています。

乾燥肌ではセラミドが減少し、そのため角質細胞の接着が脆くなって剥がれ
その隙間から水分がどんどん逃げていきます。
バリア機能も低下しますので、外部の刺激に弱くなり
痛みやかゆみを感じやすくなるのです。

セラミドは、表皮の基底層で作られます。
基底細胞のスフィンゴシンがもとになって
代謝を繰り返しながら角質層でセラミドになります。
アトピー性皮膚炎は、この代謝がうまく機能せず
そのため角質層のバリア機能が低下していることが大きな要因といわれています。


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