メラニンが作られる仕組み

2012-12-11



メラニン色素が沈着して色が黒くなったり
シミやそばかすができるのは嫌なことです。
しかし、皮膚のこの仕組みは
私たちが健康に生きる上で重要なものなのです。

紫外線は活性酸素を発生させ
肌内部のコラーゲンやエラスチンを壊すだけでなく
細胞のDNAを傷つけます。そして異常な細胞を作り出し
皮膚ガンなどを引き起こすことにもなります。
これを防ぐために、表皮細胞は黒いメラニン色素を作り出し
紫外線を吸収するサンスクリーンとなって
肌を紫外線から保護しているのです。

メラニンは、表皮の基底層にあるメラノサイトで作られます。
紫外線を浴びると
メラノサイトではメラニン顆粒が活発に作られるようになります。
このメラニン顆粒の中で
チロシンというアミノ酸にチロシナーゼという酵素が作用して
メラニンが合成されます。

同じく基底層にあるケラチノサイトは
その細胞の核の周囲にメラニン顆粒を大量に集めて
紫外線の害から核のDNAを守ります。
嫌われ者のメラニンですが
このような重要な役目をもっているのです。

因みに、メラニンはメラノサイトの中では無色です。
ケラチノサイトに取り込まれる時に、紫外線にさらされて黒くなるのです。


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